第21回 検定

フォトマスター検定に合格なさった皆様の写真との関わりや検定受験の動機は様々です。
ここでは合格者を代表して成績優秀者のお声を一部紹介いたします。

  1. 1級
  2. 準1級
  3. 2級
  4. 3級

文部科学大臣賞
1級優秀個人賞/準1級 優秀個人賞

山田哲生さん

先人の方々の恩恵に感謝

この度は一級、準一級の優秀個人賞をいただきましてありがとうございました。
写真を撮り始めて50年経ちましたが、このフォトマスター検定を通して、私自身の写真に向き合う姿勢を再考する良い機会となったと思います。
特に「写真の科学史」を学ぶことで、先人の方々の研究開発の成果にたいへん感銘し、それらを享受できる幸せを感じました。
例えば、フランスのニエプスが1825年に世界最古の写真画像を作り、その後ダケールと写真現像方法の共同研究をしていたが、1833年に死亡。その息子のイシドールがダケールとの共同研究を継承して、ついに1839年に写真現像方法を発見、発表した。一方、イギリスのタルボットは1835年に所謂「ネガポジ手法」を発見し、1841年に「カロタイプ手法」に進化させ、上記のダケールたちの現像方法発表後の1844年に世界初の写真集「自然の鉛筆」を出版し、ネガポジの写真画像現像の基礎技術が確立された。
また、写真レンズの系譜でも同様に感銘しました。
1902年にルドルフが「鷹の目」と称された「テッサー」を開発し、その32年後の1934年にベルテレが広角レンズ「ビオゴン」を開発、さらに29年後の1963年にグラッツエルが現在の広角レンズの基本型である「ディスタゴン」を開発し、その後F1.4まで大口径化されて、明るさの限界が追及された。
現在、我々が写真を存分に楽しめるのは、上記の先人の方々のお陰であると再認識でき、たいへんありがたく思いました。
今後は、フォトマスター検定を通して得た知識や技術を写真仲間の方々と共有し合って、写真をさらに楽しみ尽くしたいと考えています。
貴重な機会をいただきましてありがとうございました。感謝します。

1級最優秀個人賞

市川博基さん

達成感

この度は最優秀個人賞に選出いただきありがとうございます。

4年前に3級から受験して、毎年1級ずつ級を上げ、すべての受験で最優秀個人賞をいただけたこと、今後のカメラを扱うにあたって大きな自信になります。準1級で最優秀個人賞をいただいた際に本寄稿の担当の方に聞いたところ、過去にすべての級で最優秀個人賞を受賞した人はいないことを伺い、今回は受賞を目指して受験しましたので、受賞の喜びは4回の中で1番大きいです。

フォトマスター検定の出題内容は、本当に多岐にわたりますが、4年間過ぎて、振り返ってみると私が特に興味を持って取り組めたのは、レンズや光についてでした。収差をレンズの組み合わせを駆使して軽減していることや、レンズを通った光がいかにして、写真になるのかを知ると、普段使っているカメラへの愛着がより一層深まりました。
また数本所有しているレンズは、いずれも大雑把に目的にあっているかと、予算のみで買ってしまいましたが、レンズの名前やカタログの数値から本当にいろいろなことがわかるのだなと驚きました。

準1級が受かったことで、ほんの少しカメラについて自信がついたこともあり、1級受験前に今まで考えもしなかったフォトコンテスト応募に挑戦してみました。地方のフォトコンテストでしたが応募約1000点のうち上位10点に入り入賞することができました。

今は自分の写真を人に見てもらったり、人の写真を見て学ぼうと、写真の投稿サイトを利用するようになりました。

1級受験以後、近くの川に野鳥を撮りに行っています。一眼レフを購入した際にセットで買った「50-300mm 1:4.5-5.G ED」が久しぶりに活躍しています。決して大きくない川ですが本当に多くの種類の鳥が生息していることにびっくりしています。

1級合格の知らせをいただき、本当は1級が合格したらフルサイズへと思っていましたが、勉強した知識で愛機のことがより理解でき、今まで以上に愛着が湧いてしまったことや、今の僕の使い方にはAPS-Cが合っていることもあり、投稿サイトで人の写真を見るとフルサイズの魅力は感じますが、APS-Cを利用されている方も、大変素敵な写真を撮られており、今しばらくAPS-Cを使い続けようかと思います。

これからも引き続き勉強し、愛機の本来持っている力を引き出せるように成長したいと思います。

1級優秀個人賞

田中邦明さん

新しい人生を頼られる写真家として生きる

生まれてはじめての一眼レフを手にして以来、写真を撮らない時期はあったものの50年近く経過し、4年ほど前にデジタル一眼を手にしてからは、改めて「写真が好きです」と言える人生を送っています。「宇宙からバクテリアまで」を地でいくように、天体写真からマクロ撮影まで広く楽しんでいます。
40年以上続けた会社勤めが終わろうとしている歳になった昨年、「フォトマスター検定を受けてみては?」と勧められました。「いやいや、65歳を目前にしてむずかしい試験勉強ができるのか?」という気持ちはあったものの、会社勤めを終えた後は、確かな「芯」を持って写真活動を続けていきたいという気持ちが勝り、一念発起し、無謀にも初めての挑戦で「1級合格」を目標に勉強を始めました。
「大好きな写真やカメラのことだから少し勉強すれば・・・」という安易な気持ちは「過去問題集」をやってみるとみごとに砕け散り、「この際だから、テキストで判らないことは自分で調べて、自分なりの参考書をつくろう」とできるだけ写真やカメラの知識を網羅するように努めました。その努力が実る結果となったことはとても嬉しい限りですし、それにも増して「優秀個人賞」までいただけたことは未だに信じられないくらいです。
こうしてここまで辿り着いたからには、これからも人生の一部として写真を楽しむためだけでなく、その楽しみの輪を広げるためにも、さらに新しい知識を身につけていきながら、判らないことをそのままにしないで、誰からも頼られるような写真家として勉強と活動を両立していきたいと思います。
人生の転換点になる機会を与えていただいた関係するすべての方々に感謝を申し上げます。

1級優秀個人賞

柴田裕輝さん

写真文化の面白さ

この度は優秀個人賞を頂戴し誠にありがとうございます。
普段からあまりジャンルを絞らずにデジタルやフィルムで撮影趣味を楽しんでいますが、その中でも馴染みのなかったストロボ撮影に関する知識や原理を習得できる良い機会となりました。
試験勉強を進める中で、今までに積み重ねてきた断片的な知識がつながっていく感覚を得ることができ、大変楽しく挑戦させていただきました。
企業の努力と技術発達によって、誰もが簡単に綺麗な画像を得られる時代になりましたが、より良い1枚のためには、幾度も同じ撮影地に赴いたり、新しい画像処理の手法に頭を悩ませたりと工夫が必要になってきます。
一方で古くに生み出され、それでしか得られない特徴的な描写を見せるいわゆる名玉と呼ばれるものに想いを馳せる等、写真にまつわる文化やジャンルがいかに多様であるかを強く感じます。
デジカメやフィルムが高価になり、新発売の案内を見るたびに目を見張ることも多いですが、
これからも自分なりに写真文化を楽しみ続けていきたいと思います。

文部科学大臣賞
準1級優秀個人賞/1級 優秀個人賞

大滝昭雄さん

フォトマスター検定を受験して

勤務先でカメラ操作を若手に教えている関係で、何か資格みたいなものを取っておいた方がいいかと思い立ち受験しました。写歴だけならあと少しで半世紀になりますから、経験の下地はありました。しかし体系的な知識は覚束なかったので、書籍を買い込んで用語などを確認し試験問題の傾向を見ておきました。1日20分を2か月ぐらい勉強したと思います。私は子供のころから勉強が好きではありませんが、フォトマスター検定の勉強は今まで生きてきた中で一番楽しんでできた勉強ではないかと思います。
実際に試験を受けた感触は悪くなかったので合格できるだろうと思っていましたが、優秀賞まで頂けたので驚いています。試験は準一級を午前に受けてから午後の一級というスケジュールだったので、まずは準一級で肩慣らししてからスピード勝負の一級に挑むという作戦を立てました。成功でした。
写真を撮りに行くとか、撮影機材を購入するとかの配偶者への配慮に苦慮される方も多いと思います。多分に漏れず我が家でも妻の理解を十分に得ているとは言い難い状況です。しかし今回の合格と受賞で妻の目が少しだけ和らいだように感じます。

準1級最優秀個人賞/1級 優秀個人賞

尾崎幸次さん

フォトマスター検定を受験して

この度は準1級最優秀個人賞、1級優秀個人賞をいただき誠にありがとうございました。大変光栄で嬉しく思っております。
私は趣味で写真を撮っています。カメラを始めたときに数回カメラ教室に通ったりしていましたが、基本我流です。イメージ通りに撮れてないなぁと思う事が多く、カメラの事をもっと理解しようと思ったのがフォトマスター検定を受験したきっかけです。
前回3級と2級を受験して3級最優秀個人賞、2級優秀個人賞をいただき、次は準1級と1級を受験しようと思っていました。シーンに合わせて適切な設定ができるように幅広い知識でこの設定にしたと自分に説明できるようになる事が目標です。
前回の受験で購入した公式テキストと数冊の過去問題集を使用しました。手始めに過去問を解いてみましたが、半分くらいしか正解できずに愕然としました。そこからのスタートで「もう勉強するしかない」とやる気スイッチが入った瞬間でした。
勉強は知識を覚えるだけでなく複雑な計算問題もあり、かつ関連した設問が多く、幅広い知識を得る事が必要でした。参考書以外でも自分で調べて知識を広げていきました。今まで間違って覚えていたこともこの勉強を通じて訂正できたのはよかったです。
通勤時や寝る間も惜しんで勉強に割いた時間は大変でしたけど、知識のアップデートができとても有意義でした。
前回書かせていただきましたが、「カメラを構えてシャッターを切り、撮影した画像を確認する」という一連の動作において、カメラがどのように動いているのかより詳しくわかりました。
他にも著名な写真家の作品はどのようなものなのか調べたりもしました。それらの作品に刺激を受けたことを覚えています。
ストロボについても興味が沸き、今までストロボを使って撮影したことがほとんどないので今回クリップオンタイプのストロボを購入しました。撮影の幅を広げたいと思います。
フォトマスター検定で学んだ知識を実践で活かして写真技術の向上に日々努めていきたいと思います。

準1級優秀個人賞

山本隆さん

フォトマスター検定へのチャレンジを通して

私が一眼レフカメラに初めて触れたのは、まだ小学校に上がる前だったと記憶しています。父が所有していたフィルムの、すべてがマニュアルのカメラでした。
 40年以上前の記憶を紐解くと、レバーでフィルムを巻き上げ、ズームを調整、ピントを合わせたらファインダーの右側にある針に〇を合わせ、シャッターを押す、というようなやり方であったと思います。いま思えばそのカメラはエントリーモデルだったのでしょうが、子供心に高価で壊してはいけないモノだと感じていて、取り扱うときには多少の緊張を伴っていたのを覚えています。
 当時、電車に乗るのが大好きだった私は、出かけるときにそのカメラを借りて、景色や電車の写真を撮っていました。子供のころの私にとって、カメラはメインの趣味ではなく、あくまで見たもの、行った場所の記録をするための手段でしかありませんでした。
 今からちょうど2年前、あるきっかけで趣味としてカメラを始めることになりました。デジタル一眼レフはずっと所有していたものの、上手に撮ることが難しく、説明書を読めば操作方法はわかっても狙った写真を撮るにはどのようにすればよいかについては全くわかりませんでした。「写真やカメラの知識を覚えるのにいい方法はないか?」いろいろ模索していたところにこのフォトマスター検定を見つけ、チャレンジすることにしました。

 前回、第20回は3級、2級を、今回、第21回は準1級、1級を受験しすべて合格することができました。フォトマスター検定の受験を通して写真とカメラに関する知識は非常に深まり、「覚えたことを実践したい」と思うようになりました。
 覚えた知識を実際の撮影に生かしてイメージ通りの写真に残していけるようになるのはまだまだ先のことになりそうですが、知らないより知っていた方がカメラライフは充実したものとなるでしょうし、写真撮影が今後の人生におけるアクセントになればと願っています。

準1級優秀個人賞

金城和樹さん

旅行先の風景をきれいに撮りたいなー。。と思い、軽い気持ちで

コンデジを買ったのが私のカメラとの出会いでした。

最初は、f値??シャッタースピード??なんじゃそりゃ、、、というように、機能や用語が多すぎてまったくわからず、 とんでもないものを買ってしまったと思ったものですが、せっかく買ったんだから基本だけでも勉強しておこう!と思い、インターネット記事等で勉強をしていくと、だんだん構図や設定を意識して撮影できるようになっていき、撮影はもちろんのこと、勉強することも楽しくなってきました。

そんなこんなで4年ほどカメラを楽しんでいたころ、ひょんなことからフォトマスター検定の存在を知り、これは面白そうだとまた軽い気持ちでテキストと問題集を買いさっそく勉強してみると、知らなかったこと、知っていると思っても、実はしっかり理解できていなかったことが非常に多く、改めてカメラの奥深さを実感したと同時に、より深くカメラを理解するきっかけになり、とても有意義な経験ができたと感じています。

今回は準1級でこのような賞をいただけたこと、とても嬉しく思っております。
これに満足せず、次は1級にも挑戦しようと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします!

2級最優秀個人賞

佐藤純一さん

知識とモチベーションの好循環

2年前のある時カメラに興味を持ち一眼カメラを買って以来、旅行や外出がより一層楽しみになり、充実した写真ライフを過ごす一方で、自分の知識と技術の未熟さを感じる日々でもありました。

そこでカメラ・写真の知識について体系的に学びたい、そして自分の知識レベルの確認をしたいと考え、フォトマスター検定の受検を決めました。

知識・技術ともに初心者レベルであることを自覚していた自分ですが、少し背伸びして2級と準1級のダブル受検でレベルアップを狙った結果、準1級の合格のみならず、2級の最優秀個人賞を受賞することができ驚いています。

2年前カメラに興味を持つまで「写真なんてスマートフォンのカメラで十分」と考えていた自分が、デジタルカメラでもオートモードでしか撮影したことがなかった自分が、今この体験談を書いている事を感慨深く思います。

今回の受検結果を受け、さらなる知識の習得、そしてこれからの写真ライフへの意欲がさらに高まっています。

フォトマスター検定を通じて学んだ知識を活かしながら、これからも人生の趣味としてスポーツ写真、星景写真、スナップ写真、そして妻のポートレート写真と、様々なジャンルの撮影を自由気ままに気負わず楽しんでいきます。

そして、機会があれば是非1級にもチャレンジしたいと思います。

2級優秀個人賞

山田航さん

フォトマスター検定を受けて

私は家電量販店のカメラコーナーに勤務する社員で、中学生の頃からカメラに親しんでおり、写真の世界には常に触れていました。しかしそれはあくまで表面的に学んできたもの。言語化できない知識やカメラ操作ばかりであったとテキストを開いて気付かされました。仕事の合間を縫い今度は誰かに教える立場になるかもしれないという気持ちで勉強に励みました。そんな私が挑戦したフォトマスター検定。二級に合格し、名誉ある優秀個人賞をいただけたことに、心から感謝しています。
受験にあたり、独学で得たネットの知識や仕事の経験が活かされました。しかし、それだけではなく、検定勉強を通じて新たな知識を得ることができ、写真に関する幅広い視野が広がりました。様々なテーマや撮影方法に触れることで、自分の撮影スタイルやアプローチが進化した実感があります。
仕事と勉強の両立は大変でしたが、その中での努力が成果となり、名誉ある優秀個人賞をいただけたことに感慨深いものがあります。挑戦する価値があることを改めて実感し、これからも写真への情熱を深めていきたいと思います。
次の目標は準一級を目指し、さらなるスキルアップに挑戦したいと思います。新たな知識と経験を駆使し、表現力を高め、より洗練された写真を追求したいです。
フォトマスター検定を通じて得た知識と経験は、今後の接客の仕事や写真への情熱に大いに役立つことでしょう。これからも新たな挑戦を恐れず、成長し続ける姿勢を持ち続けます。感謝とともに、これからも写真の素晴らしさを追求していきます。

2級優秀個人賞

井上進さん

技術は知識から

大学のサークルに入ってカメラの楽しさを知ってから約10年、フォトマスター検定を知ったのは紆余曲折があって思い切ってカメラ業界へ転職を決めた2022年の秋でした。今までの漠然とした知識から、確固たる知識へとアップグレードしたいと考えていたところでした。残念ながら、当時はすでに締切を迎えており、第20回検定には間に合わず泣く泣く見送ることとなりました。そんな私は、半年後の2023年の春には無事にスタジオフォトグラファーとして転職を達成し、晩夏には趣味写真の技術向上を目指して大規模オンラインコミュニティへ参加するなど、オンとオフも写真にどっぷりと肩まで浸かることになり、更なる深みへ向かうには知識を固める必要があると感じ、「技術は知識から」をモットーに第21回試験の受験を決心しました。

 受験にあたっては、公式テキストを使った基礎知識の学習、今までの撮影経験との照らし合わせ、過去問題集を解くことで理解の不十分な分野の洗い出し、という一連の流れを繰り返し行い、着実に理解を深めるという方法で臨みました。そんな試験勉強の最中、早速、勉強の成果を感じ始めたのは、写真コミュニティでのやり取りの中でした。この写真コミュニティは、撮影・現像の技術の向上を志した初心者からベテランまでの幅広い層で構成されており、日々活発な議論が重ねられる場所です。特に、あらゆる物事を多岐にわたる観点から分析し、「言語化する」ということが最も重視されております。この言語化にあたっては基礎的な知識は必要不可欠であるため、検定の受験にあたって身につけた知識がそのまま自分の撮影技術向上に繋がっていると強く感じました。
今回、準1級と2級の合格だけではなく、優秀個人賞の授賞者に選出していただき、大変喜ばしく感じております。今後も本試験で得た知識を技術つに換え、フォトスタジオ業務ではニーズにあった商品作りを、趣味では多くの人の心に響く作品作りを目指していきたいと思います。

文部科学大臣賞
3級最優秀個人賞/2級優秀個人賞

山田恒夫さん

認知症予防を兼ねての勉強

高齢になり時間もできてきたので、若い頃に一時熱中していた写真の趣味をまた再開したいと思ったところ、50年前はフィルムであったものが今はデジタルに進化していることに改めて気が付きました。以前は白黒フィルムの現像から焼き付けまで自分で行っていましたが、その後のデジタルカメラになってからは手軽なコンパクトカメラで記念写真を撮る程度のことしかありませんでした。
 いざデジタル一眼レフカメラは何がいいのか選ぼうとしたところ、デジタルカメラに関する知識がまったくないことに気がつき、まずインターネットで少し調べてみることにしました。そこでフォトマスター検定の存在を知り、ホームページを見ているうちに興味がわき、本格的に勉強することは認知症の予防にもなると考え、さっそく公式テキストと過去問題集を購入し勉強を始めてみました。テキストを読んでいくうちに写真の基礎を改めて知ることことができただけでなく、デジタル写真に関する多くの面白さや奥深さがわかり、驚くこともたくさんありました。
検定は3級と2級の同時受験をいたしましたところ、結果として合格したばかりでなく、74歳でこのような素晴らしい賞をいただくことができ、とてもうれしく思っております。今後はこれを励みにデジタルカメラの世界に足を踏み入れるとともに、さらに勉強して次は準1級と1級の検定にも挑戦したいと考えております。
フォトマスター検定のおかげで、これから写真の楽しい時間を過ごすことができ楽しみがいっぱいです。

3級優秀個人賞

山本泰雅さん

カメラを基本から学ぶために

この度は、フォトマスター検定2級合格、さらに、3級で優秀個人賞をいただき、大変光栄です。
一眼レフカメラは2年位前に初めて購入し、主に子供の行事や家族旅行での思い出を残すために撮影することがきっかけでした。その後、地元で市役所が広報のために、写真部を創設し、写真好きの市民を募集していることを知り、即入部しました。そこで参加されている方々の写真を見せていただく機会があり、もっとカメラ、写真のことを基本から学び、自分の理想的な写真が撮れるようになりたいと思い、フォトマスター検定を受験することを決めました。
この検定試験に臨むにあたり合格だけを目標とせず、カメラの知識を深めることを心掛け、そのために過去問題で内容が解らないものは徹底的に参考書やインターネットを活用して調べることをしました。また、私がカメラの経験が浅く、基本知識がなかったため、頭で理解ができない内容は、カメラを手元におき、操作をしながら理解をするようにしました。
さらに、他の試験でも同じ勉強方法にはなるかもしれませんが、とにかく多くの過去問題を解いて知識の定着を図りました。私の場合は、10年分の過去問題を2~3回繰り返し解くようにして、試験前には今までに間違えた問題を再度解きなおすことをしました。
今では、フォトマスター検定で得た多くの知識がカメラの操作や写真撮影、現像編集する際の基礎として定着していることを実感いたします。
カメラ、写真のことを基礎から学ぶ方にも、さらに、知識を深める方にも大変有意義な検定試験であり、カメラに興味を持った方には是非をおすすめしたいと思います。
 今後は、準1級、1級を目標に、さらにカメラ、写真の知識を深めていきたいと思います。

3級優秀個人賞

大槻和義さん

基礎を復習し、写真ライフをステップアップ

部活動で階段下の暗室にこもって印画紙に焼いて自分で現像していた時代から長年にわたりファインダーを覗いて、さまざまな被写体を追ってきましたが、いざテキストを開いてみると、結構知らなかったことや、曖昧で誤った認識、知っているつもりになっていたことが多くてびっくり。基本に立ち返り、改めて写真の基礎知識を復習する事の大切さを感じるとともに、問題を解くことにより、理解を深め、さらに新しい知識も身につけられて楽しみながら学習できました。フォト検で得られた知識を撮影にすぐにフィードバックしながら、美瑛の丘巡りなどのフィールドワークに臨めることに喜びを感じます。最近は撮影機材も目覚ましい進化を遂げていますが、自らも写真ライフをステップアップしていきたいと思います。とことん夢中になれる写真の趣味をさらに自分の中で昇華し磨きをかけ、こころワクワク撮ってドキドキ新たな出会いの瞬間を求めることができたら素敵な写真人生になりそう。フォト検で学習しながら、写真アートの表現力を高め次なる可能性に挑戦していきます。

3級優秀個人賞

泉正弘さん

この度は、私ごときが「優秀個人賞」に受賞させていただき、誠に光栄に存じます。大変ありがとうございます。
「カメラ」に興味を持ち始めたのはコロナ禍の時期でした。
人混みなど接触を避けなければならないといった時期に「一人でも何かアグレッシブにできることはないだろうか」との思いから「カメラ撮影なら一人でもできるだろう」といったことが発想で始めました。
以来,自己流でシャッターを切りながら、「どうしたら思い通りの写真になるのか」と考えていた折、フォトマスター検定の存在を知り、「基本知識や技術」を勉強したいとの思いから受検に向けた取り組みをすることになりました。
カメラ・写真に関して全く知識がない自分にとって「何をどうしたらいいのか」という思いではありましたが、受検された方々の体験談を拝読しながら「とにかく公式テキストと過去問題に取り組もう」ということから、購入し、以降はただただ公式テキストを繰り返し読みながら、過去問題集に取り組み、同時にテキストに書いてあることを実践してみたりしていくうちにカメラの「仕組み」が理解できたり、撮影方法の「選択肢」が広がっていくなどの実感を得ることができたとともに、カメラの楽しさを覚え、写真が写しだす貴重な一瞬の尊さを実感しました。
このような機会を与えてくださったことをフォトマスター検定事務局関係者様と貴重な体験談を御披露いただいている受検経験者の皆様に感謝申し上げます。
今後もスキルアップを目指し上級レベルの受検にチャレンジしたいと思っております。また、フォトマスター検定を受検される皆様の参考として体験談を御披露できるよう精進して参る次第でございます。
最後になりましたが、貴法人様の益々の御発展と御祈念を申し上げます。